新参者シリーズの映画「祈りの幕が下りる時」がいろいろ切なすぎる

エンタメ

どうも、さるわしです。

今日はAmazonプライム・ビデオで新参者シリーズ完結編の「祈りの幕が降りる時」がプライム会員特典になっていることに気がついたので、コレは見なければ!と、思い。見たらすごく面白かったんだけど、反面、すごく切なかったので、そのことについて書きたいと思います。

尚、今回の感想についてはネタバレもあると思います。
また、僕個人の状況が大きく関わってくるため、人によっては全く違う感想となる可能性が高いですが、ご了承ください。

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新参者(加賀恭一郎)シリーズについて

有名な小説、ドラマなので僕がなんかが説明するのはおこがましいと思いますが、簡単に説明しますね。

「新参者」東野圭吾の人気ミステリー小説、「加賀恭一郎シリーズ」の第8作目を連続テレビドラマ化したものです。

日本橋人形町を舞台に起こる難解な事件を持ち前の洞察力と鋭い推理力で加賀恭一郎が解決していきます。

これまで、連続ドラマの他にスペシャルドラマで「赤い指」「眠りの森」
「麒麟の翼」が映画化されています。

僕は映像化されている作品は全て見ているんですが、小説の加賀恭一郎シリーズは読んだことがありません。(本を読め!)

舞台がいつもの日本橋人形町

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見されるところからはじまるので、「あれ?」と思ったんですが、ちゃんと舞台を日本橋人形町界隈に持っていきます。

今回の舞台で重要なのは「明治座」と園周辺にかかる「12の橋」です。
カレンダーの月ごとに書かれた橋の名前がポイントとなります。

僕は一時期、日本橋、人形町、水天宮界隈で働いていたことがあったためこの辺が凄く身近なんです。

「新参者」シリーズが好きな理由はこのあたりも大きいです。

あの辺りは本当に橋が多いんですよねー
知っている場所が出るとついつい妻に「あ!ここ、言ったことある!」とか言ってしまいます。
結果、超絶ウザがられます。

父と娘の絆

小日向文世さんと松嶋菜々子さんが親子なんですけど、二人の演技が凄くいいんです。

小日向文世さんってどちらかと言うとコミカルな役が多いんですが、今回はそういった演技は一切なし。

娘思いの良いオヤジなんですよ。
なんなら、ところどころでめちゃくちゃカッコよく見えます。

僕も幼い娘がいるので、父娘の絆を描いた作品に凄い弱いです。
※ちょっと前に「インターステラー」を見たんですが、それもたまたま父娘の絆が強い映画で、ボロボロ泣きました 。

この映画も父が娘のことだけを考え自分を犠牲にする姿とか、もう本当に切ないんです。

最後、お父ちゃんが昔、「焼け死ぬのは嫌だ。俺だったら違う死に方を選ぶ。」と、言っていたのを覚えていて、大好きなお父ちゃんを自分の手で首を締めてしまう娘。
実際、これやらなければ自分は捕まらなかったのかも知れないのに…

怖い思いをさせたまま死なせるくらいだったら自分が捕まっても構わないと思ったんでしょうね。

本当に切ないです。

娘に首絞められるのは嫌ですが、僕も父としてこんな風に娘から想われたいものです。

「祈りの幕が降りる時」を見ていない、娘がいるお父さんにはぜひ見て欲しい映画です。

最後に

この映画を見るとなぜ加賀恭一郎が日本橋にこだわっているのか、謎が溶けます。

僕はテレビシリーズの頃から、あれだけ凄い刑事なのになぜ捜査一課を辞めて所轄にいるんだろうと気になっていましたが、ネットで調べたり、小説を読まなかった、怠け者の自分を褒めてやりたいです。
この映画をものすごく楽しめたし、スッキリしました。

ただ、それと同時に、このシリーズは完結か~
続編は出ないのか~

と、切なくなりました。

今度は「捜査一課長 加賀恭一郎」的な続編がでないかなぁと期待してます。

今日はこんなところで。

では、また!

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