映画『MERU/メルー』は最高のドキュメンタリー映画だった。【Amazonプライム・ビデオ】

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Netflix、Hulu、dTV等の動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)はいろいろありますが、Amazonプライム・ビデオさえあれば十分と思っている、さるわしです。

Amazonプライム・ビデオはおまけ的に使い始めたんですが、今ではもう欠かせない存在となっております。

Amazonプライムはまたどこかで別で熱く語りたいと思いますが…
今日はプライム・ビデオでたまたま見つけたドキュメンタリー映画の

『MERU/メルー』が最高だった!って話しです。

僕は元々ドキュメンタリー映画はあまり見たことがなくて、まともに映画として見たのはテリエ・ハーコンセン、トラビス・ライス、ショーン・ホワイトらの『First Descent』以来の2本目かな?といった感じです。

最近、ディスカバリーチャンネルの『ザ・秘境生活』にハマってて、ドキュメンタリーとか冒険的な映像を見るのがなんとなくマイブームでした。

そんななか見つけたのが『MERU/メルー』

Amazonプライムで無料となってる映画ですので、もちろん、新しい映画ではないです。

山好きにはとてもメジャーな映画だと思うんですが、僕は知りませんでした。

予備知識も全くない状態で何となく見始めたんですが、本当に最高でした。

あまりにも感動的というか衝撃的だったので、『MERU/メルー』がなぜ最高なのかを自分なりに解析したいと思います。

※アイキャッチ画像はヒマラヤだけど、メルーではないと思われます。(画像が見つからなかった…)

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どんな映画か

このブログではあまり詳しいあらすじは書くつもりありませんが、簡単にまとめると以下のような内容です。

▼公開
2015年(アメリカ)
※日本では2016年12月31日

▼主人公
コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズタークの登山家/ロッククライマー3人

▼舞台
ヒマラヤ山脈メルー中央峰の直登ルートである岩壁シャークスフィン

▼映画の内容

未踏峰のルートであるヒマラヤ・メルーのシャークスフィン。

その壁に挑む3人のクライマー。

1回目の挑戦はあと少しのところで失敗します。

3人はそれぞれの生活に戻ります。
メルー挑戦失敗から少し経ち、別のチームがメールへ挑戦するため情報を提供してほしいとコンラッドの元へ連絡が入ります。

コンラッドは快く情報を提供するも、そのチームも登頂に失敗。

コンラッドのメルーへの思いが再燃。

コンラッドの呼びかけにより3人はふたたび挑戦することを心に決めます。

そんななか、撮影中にレナンが頭蓋骨骨折の大事故にあいます。

医者には一生歩けないかも知れないと告げられます。

レナンの事故から数日、今度はジミーが雪崩に巻き込まれます。

奇跡的に生き延びるも自身の雪崩、レナンの事故を受け、ジミーは「残った命で何をするか」を改めて考えます。

退院したレナンのトレーニングは半端じゃなく、またチームに戻ってメルーに登りたいという執念は凄まじいものでした。

レナンの回復力は超人的でした。

周囲の反対はあったもののコンラッドとジミーはレナンを連れて行くことを決めました。
最初の失敗から3年、レナンの事故から5ヶ月後、3人は再びメルーに挑戦します。

魅力その1:この映画がドキュメンタリーであるということ

「世界の果てまでイッテQ!」でヤラセ問題とかあるけど、これはヤラセさせようがない。
なんせ未踏峰の山ですからね。

調べたらすぐバレちゃうし、登場人物が全員プロ中のプロですからね。

彼らほどの人達がヤラセなんてまずしないですよね。

1度は失敗した未踏峰の山に瀕死の重傷から復活したメンバーと共に再挑戦して成功するなんて、作り話のようなホントの話しはなかなかないと思います。

それをどこまで見越していたのかわかりませんが、映像に残しているたのがホントに凄いと思いました。

魅力その2:登場人物がすばらしい

コンラッドアンカー

アメリカ出身のロッククライマー、登山家、作家。
ザ・ノース・フェイスのクライミングチームのリーダー。
ヒマラヤや南極等、数々の高峰への登頂に成功している。
有名登山家の遺体を探すプロジェクトに参加しており、実際に自身の師匠だったジョージ・マロリーや登攀パートナーだった、アレックス・ロウの遺体を発見している。
少年の心を持ったおじさんなのに状況判断は素晴らしい。
理想の上司って感じですね。

ジミーチン

ロッククライマー、登山家、プロカメラマン、映画監督
この映画で僕が最も印象的だったのがこの方。
ただ登るだけではなく撮影もこなし、その写真や映像が素晴らしい。
スキーもうまい!才能有りすぎ!
友情にも熱く、結構なピンチでもユーモアを忘れない。
一発でファンになりました。
速攻でインスタフォローしましたね!英語読めないけど…
ただ、不思議なのが、この方のwikipediaないんですよね。なんでだろー?

レナンオズターク

チームの最年少のロッククライマー
この方もwikipediaがない!
頭蓋骨骨折の大事故からわずか5ヶ月でメルー登頂を果たしてしまう超人。
1回目の挑戦を見てると他の2人よりもずっと冷静なのかと思ってましたが、あんな大事故のすぐあとにメルーに挑戦するなんて、心強すぎだし熱すぎ!
この方は絵もうまいんですよ。
レナンのインスタもフォローしましたw

映像、写真が素晴らしい

これはもう見てもらうしかないんですが、どうやったらこんな映像や写真が撮れるのか不思議です。
ただ登るだけでも死ぬほど大変なのに撮影機材を持ち込んでの登頂はホントに凄いと思います。

ノースフェイスのギアがカッコイイ

おまけ的な感じですが…
もともとノースフェイスの服やバックパック好きなんですよ。
20歳頃に買ったマウンテンジャケットなんて10年以上、毎年着てるんです。
これを見てまた欲しくなってしまいました。

最後に

この映画が素晴らしいところ多すぎてなかなか書ききれないです。

コンラッド、ジミー、レナンの友情や仲間を信じ、自分を信じる強い気持ち。

不可能と思っていたことも諦めず、強い気持ちで取り組めば実現できないことなんてないと思わせてくれる映画でした。

普段の生活ではなかなかここまでの死ぬか生きるかを体験することはありませんが、やりたいことはあるんだけど、今の状況や環境では無理とか難しいとか言ってちゃダメですね。

この映画を見て、とにかく自分を信じて何事も全力で取り組もうと思いました。

特に山好きの人じゃなくても挫折を味わった人や、挑戦したいことがあるんだけど、自分の置かれている状況的に諦めてしまっている人には是非見て欲しい映画です。

それではまた!

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