今年こそ今年こそと毎年のように唱えられている
斎藤佑樹復活説…
今年は何か違う気がするのですが、どうでしょう?
まずは6/20現在までの成績を見てみましょう。
2016年前半の成績
登 板:6
勝 利:0
敗 北:0
セーブ:0
ホール:0
H-P:0
完 投:0
完封勝:0
無四球:0
勝 率:.000
打 者:30
投球回:7.1
安 打:10
本塁打:0
四 球:1
死 球:0
三 振:5
暴 投:0
ボーク:0
失 点:2
自責点:2
防御率:2.45
今年はまだ大炎上してないから少し良いように感じてしまているのでしょうか。
先発投手で7回2失点は合格点だと思いますが、中継ぎならもう少し防御率が
低くないとちょっと…という感じですかね。
数字だけ見るとそこまで良い成績に見えませんが、そこはリリーフ投手の辛い
ところでしょうか。
ただ、栗山監督は「球場の空気を一変出来る」や「チームに勢いを与えられる投手」とコメント。
これからの斎藤佑樹に期待しているようですね。
▼今までの成績▼
2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | |
登板 | 19 | 19 | 1 | 6 | 12 |
勝利 | 6 | 5 | 0 | 2 | 1 |
敗北 | 6 | 8 | 1 | 1 | 3 |
勝率 | .500 | .385 | .000 | .667 | .250 |
二ケタ以上の登板数を記録したのは1、2年目と昨年、関節唇損傷を患ってからは極端に登板回数が減ってますね。
この登板数を見ると昨年からようやくまともに投げられるようになってきた
ように見えます。
斎藤佑樹の投球スタイル
そもそも甲子園優勝した当時、斎藤佑樹のピッチングというのはコントロールと変化球のキレで打たせて取るスタイルだったように思います。
高校生くらいまでの凄いピッチャーってどちらかというと剛速球でガンガン押していくタイプの投手がほとんどだと思いますが、斎藤佑樹は一つ大人なピッチングでした。
タイプ的に、高校生としてはあまりいないタイプだったからこそ打たれなかったのかと思いますが、恐らくそれではこの先通用しないと斎藤佑樹本人が感じたのでしょうか。
大学2、3年時には球速を求めるあまり自分のスタイルを見失い、コントロールやキレを犠牲にしていたようです。
プロに入ってもしばらくはそのスタイルのまま投げてましたが、少し球速が上がったくらいで通用するほど甘くなく、結果的には無理をして肩を壊してしまったのでしょう。
しかし今年はちょっと違う気がします。
ストレートは140キロ代前半ですが、変化球をうまく組み合わせて打ち取っている印象を受けました。
本来の斎藤佑樹のスタイルにお戻ったのでしょうか。
まとめ
私は斎藤佑樹は球速とか目に見える数字で抑える投手ではないと思っております。
コントロールと変化球のコンビネーション。
大舞台でもいつもと変わらぬピッチングが出来る心の強さだったりマウンドさばき、おまけに運も持ってると思うんですよ。(本来)
今年はこのまま球速を求めるのではなく本来の自分のスタイルに戻り、長所を
伸ばすことが出来ればまた活躍できるはずだと信じております。
今年こそ、背番号18の名に恥じぬ活躍が出来るよう応援してます!
よろしくお願いします!!