50ccのバイクがなくなる?原付って?

車・バイク

モンキー生産終了。

このニュースが流れてだいぶ経ちますが、とうとうガソリンの燃焼を原動力とする50ccバイクがなくなるという波がすぐそこまで来ているんだなぁと少し寂しい気持ちになったので、改めて色々調べてみました。

 

何でモンキーが生産終了になるのか

簡単に言うと平成28年に適用されたEURO4相当の排ガス規制をクリアするのは難易度が高いく開発には相当な費用がかかるが、乗る人が減る一方で採算が取れないから。
※小型バイクは安くないと売れないのに三元触媒やらOBDやらABSやらが義務化されたらどんどんコストが跳ね上がってしまう

世の中で生産されている製品が終了する場合はほどんどの理由がこれだとは思うんですけどね。

小型バイクは特に厳しい状況だと思います。

排気量に縛りがある中で大きな動力を生み出すためにはある程度燃料を濃いめに使う必要があるからです。

もともと4輪に比べて2輪は規制が甘かった(そもそも使っている燃料が少ないから)が、ここ十数年で格段に厳しくなりましたね。

その影響で2ストエンジンがなくなり、燃料噴射装置もキャブレーターからインジェクションに代わりそれでも耐えられなくなり50ccエンジンは消えていこうとしてるわけです。

今回はモンキーでしたが、燃費最強、世界一のバイク「カブ」ですらそのうち生産終了になるはずです。

 

原付がなくなる?

上記で50ccバイクはそのうちなくなると記載しました。

といことは「原付」そのものがなくなるのか?と、疑問に思いました。

実際はそんなことはないんですけどね。

「原付」の意味とか「原チャリ」「原チャリ」の由来って知ってます?

僕は今回ちゃんと調べるまで、何となくで使ってました。

「原付」って正式名称は「原動機付自転車」なんですよね。

僕は30代前半なんですが、まぁ僕らせだいとかもっと下の世代は「原付」=「スクーター」を思い浮かべる人が多いと思います。

でも原付の起源は自転車に小型のガソリンエンジンを付けた「モペット」という自転車とバイクのハーフみたいな乗り物だったんです。
※ちょっと前に「TOMOS」が一周回ってやや流行っていた気がするんですが、あんな感じのバイクです。

最初は自転車と同じ軽車両扱いで免許もいらなかったんですが、道路交通法施行に伴い免許制になったそうです。

つまり原付免許が必要となったとき、その対象はまさに「原動機付自転車」、「原動機付チャリンコ」だったわけです。

ちょっと脱線しぎみなので、話を戻すと…
「原動機付自転車」の「原動機」って何を指すのか。

僕はてっきり「原動機」=「エンジン」だと思っていたので、50ccエンジンのバイクなくなったら、原付そのものがなくなるんではないかと考えていたのです。

しかし、原動機はエンジンに限らず、モーターはもちろんのこと水車とか風車も原動機の一部になるそうなんですよ。

加えていうと、50cc以下は原付一種、125cc以下は原付二種に分類されるため50ccの原付一種がなくなっても原付二種は残るということです。
モペット.jpg
↑こんな感じの

 

エンジンだと50cc、モーターだと何?

50ccのエンジンはなくなるが原付って名前は残る。
それでは原付の基準は何になるの?

 

答えはキロワット(kW)で、50ccは0.6kW相当らしいです。

0.6kWって言ってもいまいちピンとこないんですが、これもそのうち慣れて、0.6kWって言ったらだいたいこのくらいの大きさのモーター!
みたいになるんですかねー

余談ですが、0.6kw~1.0kWまでは125cc(原付二種)相当、1.0kW以上は250cc(軽二輪)扱いで、それ以上は今のところ規定はないんだそうです。

つまり中免でスーパーSS乗れちゃう!
…なんですが、そこまで大きい電動バイクが出てないんですね。

「ZECOO」っていう、AKIRAのバイクみたいなのが7.5kWで今のところ最高なのかな?
おそらくこの先もっと大きい電動バイクが出てくれば区分けされるはずです。

 

まとめ

原付の主流が2ストエンジンの時代からバイクに乗ってきた僕としては50ccエンジンがなくなるのはものすごく寂しいですが、これも時代の流れでしかたのないことなんですよね。

車に関してもリトラクタブルのライトがなくなったり、どんどん形が丸くなって、安価な2リッターターボのスポーツモデルがなくなってきた当初は車終わった…と思ってたけど、なんだかんだ慣れちゃいましたし。

ただ、このまま50ccエンジンがなくなってしまうとして、個人的な懸念点としては、朝方までゲームして、新聞配達のカブの音聞いて「ハッ!ヤベッ!寝なきゃ!」がなくなってしまうから睡眠不足の人が増えるということです。

…ではまた!

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